心身の症状

まずは自分のストレスとは何かを知ること。

情緒的・身体的不調は、夫婦間・親子間、対人間、学校内・職場内、それらに由来する葛藤がある時、心身に様々な症状がでることです。
例えば、症状には、急に涙が出る、意味もなくイライラする、理由もなく悲しくなる、ものごとに集中できない、食欲不振・増加、不眠、朝起きることができない、気力がわかないなどがあります。
他にも心因性症状として、恐怖、パニック発作、不安、強迫観念・行動、抑うつ、記憶の喪失、解離、攻撃性、息切れ、動悸、吐き気、頭痛、腹痛、自律神経失調症などがあります。

医療機関を訪れるのは、表に出ている症状を軽減・解消するためです。
しかし情緒的・身体的不調や心因性症状は、自分にストレスがあり、ストレスの対応が限界にきたことを示す身体の合図です。
治療は、自分のストレスとは何かを知ること、そのストレスをどう軽減・解消するかについて考えることを目的とします。ま
たストレスを軽減・解消する具体的な方法を考えることも目的となります。